11月初旬、某日………


外回りの最中に、見知らぬ電話番号から着信が


(誰やろう??仕事の電話かな?)


プルルルル…プルルルル…


拓「もしもし、お電話いただいたんですが?」


??「テレビ朝日のYと申します。定例会の時に取材でお邪魔した…」


拓「あぁ。その節はどうも(何やろう?…またあっくんの取材かな?)」


Yディレクター「実は…冬矢くんに出演依頼なんですが」


拓「Σ( ̄ロ ̄|||)ナンですと!?」



受験シーズン真っ只中ですしオセロもほとんどやっていなかったので、冬も結構迷ってたんですが、丁度撮影日が実力テストが終わった直後と日程にも恵まれていたので、出演依頼を受けることとなりました♪


撮影は9時入りとの事で前泊となったんですが、彼らは前日も夏期講習があったので新大阪駅で待ち合わせて…


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TV局近くのホテルで1泊して、六本木にあるテレビ朝日へ



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我が家はあっくんとは同市内で大会でもいつも一緒で練習会も何回もしていますし、他の方とも大きな大会では何度も顔を合わせていますから、初対面の人は誰もいなくて撮影前も和気あいあいとしていました♪


スタジオに入る前にインタビューの撮影とかもしていたんですが…


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キンチョーしてカチンコチンの冬www



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楽屋前でも記念撮影



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そんなこんなでいよいよスタジオへ…


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撮影の時は出演者以外はスタジオの横で…


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こんな感じでモニターを見ていました


対局の撮影は放送とは少し順番が違って…


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最初はあっくん五段 vs S原五段戦から…


対局者以外の出演者は別スタジオに移動して…


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この部屋で観戦&時々解説…ここでは解説もナレーションも聞こえます


ちなみに初戦の組み合わせなんですが、事前にアンケートで初出演の出演者に対局したい相手の希望を聞いていて…


冬五段…伊藤七段


T見澤四段…村上九段


村上九段…あっくん五段


伊藤七段…あっくん五段


S原五段…冬五段


この中から冬とT見澤くんの希望を叶える形で初戦の対局が決定したそうです!!


対局前はスタジオにアナウンサーの声とかも入るんですが、対局が始まると音声は完全シャットアウト


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独特の静寂と緊張感…カメラの載った台車の動く音だけが聞こえる中での完全ガチンコ対局!!


ちなみに台本には初戦の勝敗によって『キッズ3-0の場合:キッズ2-1の場合:キッズ1-2の場合』みたいな感じでいくつかのパターンが記載してあって、対局に関しては一切の妥協や予定調和は無し


あっくんパパに聞くと、スタッフさんの『真剣勝負』に対するこだわりはかなり強いらしくて、前回は撮影がかなり押して15分持ちを提案したそうなんですが、却下されて結果新幹線の時間ギリギリになって、タクシーで駅まで向かう事になったそうな(^^;)


今回も収録の中での空気感に真剣勝負へのこだわりや番組制作への熱意が感じられた、非常に緊張感のある対局撮影でした


正直もう少し緩いのかなと思っていましたが(スイマセン(^^;))だからこそキッズ vs 大人の真剣勝負に面白さが生まれているんでしょうね~


さて…あっくんの初戦の相手の女流世界王者のS原五段は、冬と蛍が始めて参戦した無差別大会で2人揃ってコテンパンにやっつけられて二段昇段をアシストしているという、めちゃくちゃ強い女流オセラーさん


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対局は途中まではS原五段がかなり良く見えたんですが、一緒に観戦していた蛍も「あっくんかなりきついな…」と…


形勢がひっくり返ったのは終盤だったみたいですが、結果は33-31と僅かに2石差であっくんの逆転勝利!!


放送でも「メッチャ悔しいんだけど…」って言っていたS原さんですが、スタジオでの悔しがり方はもう相当で、やっぱり勝負師なんやなぁと…


ちなみに今回唯一の女性の参戦者だったS原さんは私達より入り時間が1時間早くて、撮影直前にもヘアメイクさんっぽい人が髪型整えたりしていて(おぉ…S原サン芸能人みたいや…)なんて違う所で感心していたんですがwww


対局には敗れたものの勝負にこだわっていた感じがめちゃくちゃカッコ良かったです!!


1局目が終わっていよいよ迎えた冬の対局のお相手は、冬が対戦を希望していたオセロキング伊藤七段


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何故か1番の実績の全日本選手権フリーの部優勝ではなく小学生グランプリ準優勝と書かれていたんですが、U-12の世界チャンピオンを破って決勝まで駆け上がったこの準優勝の時は彼はオセロ歴8ヶ月でした…2年で世界2位のあっくん程ではないですが、そういう意味では彼も十分天才キッズにふさわしい戦績を残してますかね(^_^;)親のワタシが言うのもナンですが(汗



今までも何度もテレビに出た事のある伊藤七段は、その時も徹底的なヒール感を漂わせていたんですが…


実際にはイイ人ですってのは過去記事にも書いていましてwwwただカメラが回ると一瞬でヒールの顔に変わるという…もうTV慣れしすぎというかプロでしたね(^_^;)


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蛍とは2度ほど対局があって、この写真の時の2年前、第10期王座戦では開幕4連勝同士で1番テーブルでの対局なんて事も(伊藤七段は準優勝で世界選手権出場権獲得、蛍は小学生王座獲得)


冬との対局は小5の時に名人戦小学生の部で多面打ちをしてもらって以来の対局…この時はかなり善戦したんですが敗れていて、1対1での対局は初めてです


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冬の対局時は蛍も解説席に

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ちなみに私も写真の正面のカメラで撮られていたハズなんですが…前回の放送でも使われた定例会の取材映像でちらっと映っただけで今回もオンエアでは全く映らずwww


前回のあっくんの取材の時はインタビューも受けていて映りたくてしょうがなかったんですが、わが子が出ていた今回は(ワタシに尺を使う位なら冬と蛍がいっぱい映って欲しい…)と思っていたのでまぁ良しとしましょう(笑)


さて肝心の対局の方なんですが、過去の蛍との対局の棋譜もありましたし、解説で三屋七段が言われていた通り、実際に伊藤七段対策を研究して行っていました


事前の研究で冬が黒を持ったら打つと決めていたのがこの手


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ちなみに事前のアンケートでは、2人とも中盤の読みの勝負が得意で暗記系オセラーは苦手ってな感じの事を書いていたんですが、この後直ぐに研究範囲を外れたみたいで、両者得意の中盤の力勝負に突入します


ジワジワと不利になって行って、放送で取り上げられた疑問手を打った局面では…


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局面が動いたと言われたここでのf2は評価値以上に良くない手だったかと…白はb4の中割りの後、b3も中割りになりますからね~


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「そっか…」と呟いたこの局面から、右側の壁を白に破らせて行く事を狙う展開となります


そして次に局面が動いたのは…


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伊藤七段が右側に手を付けて行ったこの局面


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「このg3は良くなかった」と局後に伊藤さんも言われていましたが、この後の冬の黒a5の着手を解説陣は絶賛!!もうワタシの棋力ではよく分かりません(^_^;)


これでほぼ互角に戻った局面は、その後解説陣も驚いていた伊藤七段の緩手もあって冬有利で終盤に突入したんですが、残り時間が厳しい…


正直見ていて針落ち負け(時間切れ負け)も覚悟したんですが、終盤はとにかく分かりやすい手を打つ事に注力してたらしい


最終盤…みんなドキドキしていて、あっくんが「もうそこでいいから!!」なんて言ってるのが放送でも流れていましたが、『勝てる…そして…打ち切れる!!』と確信した冬がニヤッとしたのがモニター越しにもはっきりと分かりました


そして…

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終わった瞬間は嬉しかったと言うよりホッとしたと言うのが正直な所(^_^;)


後で冬に話を聞くと、難しい対局だったから時間を使ったというより、直近の対局があっくん壮行練習会で30分持ちの対局だったので、その感覚で打ってしまったんだそうな


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一方の伊藤七段は「完敗でした…初めてTVの対局で負けた~(>_<)」なんておっしゃってましたが「もうこれで撮影が無いと思うとホッとしました(^_^;)」とも…やっぱり凄い緊張感なんでしょうね。。。


●冬五段
○伊藤七段




そして、この状況で凄いプレッシャーがかかる状況になったのがT見澤くん


感想を聞かれて「関西のキッズ凄いですね…頑張ります…」と答えていたんですが、明らかに表情が固くなった様に見えました


とりあえずここでお昼休憩


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今回のロケ弁…2種類ありました♪


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昼ごはんはあっくんと一緒に…


そして昼からは1回戦最終試合の師弟対決


試合前に抱負とかを聞かれるんですが…麻布学園の外国語教師である村上九段は、なんと流暢なフランス語、さらに司会アナの求めに応じて英語でもスピーチ


………………カッコいい…………


マジでカッコいい………(*'-'*)



残念ながらオンエアはされなかったんですが、放送中にもTwitterには村上九段カッコいいってツイートが溢れてましたから、あれが流れてたらもっとファンが増えていたでしょうね~


対するT見澤四段はやはり緊張の色が濃い様子…局後に伊藤七段も「かなり緊張してたと思います」って言ってましたから、本来の実力は発揮出来なかったかもしれませんが…日本ランキングは冬よりも上ですし、撮影前日の大会でも準優勝と(ちなみにあっくんが3位)実際めちゃくちゃ強いです!!


さて…スピーチで主役をかっさらった感のあった村上九段でしたが、本当のオセロ界のレジェンドの独壇場は対局が始まってからでした


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●T見澤四段
○村上九段




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●村上九段
○冬五段




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●あっくん五段
○村上九段




………強い(-_-;)


……………強過ぎる……………


天才キッズチームも、引率の保護者達も、スタッフさん達も舌を巻く圧巻の対局を見せた村上九段が合計14段のキッズチームを3タテ


冬の対局に関して言えば、麻布オセロ部の高校生エースで冬と2度に渡り決勝を争ったK橋四段の対策でしっかり研究を重ねてきたロジステロ定石からの進行になったので、いい勝負になるかと思ったんですが、冬の白12手目で未知の展開になったと言われていたにも関わらず、村上さんの正確な着手の連続に時間を消費し、最後は完敗


後の2局もほぼノーミスというまさにレジェンドの名に相応しい鉄壁の打ち回しでした


ちなみに全対局終了後の村上九段はかなり嬉しそう…特にあっくんにはここの所連敗してましたからね~


「やった♪」と小さくガッツポーズして少年の様なキラキラした笑顔を見せていました


これも放送されていたらダンディーさとのギャップに萌え死してファンになる方が増えていたと思われます(^_^;)


村上九段の称号も、最初は『最強のオセロ先生』みたいな感じでしたが、あまりにも強すぎたので最終的には『オセロ界のレジェンド』になったみたい


検討段階では『オセロ界のひふみん』なんて案も出ていましたが、解説の三屋七段が「ちょっとイメージが違うんじゃ(^_^;)」ってダメ出ししててボツにww


対局終了後はエンディングの撮影


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これも放送では流れませんでしたが、チーム戦は2-1でキッズチームの勝利で、個人戦は村上九段の優勝って形で撮っていました


ここでも村上九段は「私は全く緊張しなかったので、それが良かったと思います」と…どんだけ凄いんだろうこの人は


写真はエンディング撮影終了後に蛍と解説の三屋七段も入って撮ったんですが、この時に1番疲れていたのが三屋七段


「お疲れ様でした!!」って声かけると「まだもうちょっと音録りがあるんですよ(^_^;)」と…


解説もかなり大変そうでしたが、放送を見るとめちゃくちゃ分かりやすくて、一般の視聴者の方からも高評価だったみたいです(^^)d


その後は紹介VTRで流れた多面打ちや(結構残ってもうた…って不満だったみたいですがww)

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公式Twitterに上がっていた座右の銘の撮影も…

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撮影終了後に記念撮影

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撮影終了後はあっくん親子と同じ新幹線で帰阪



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帰りはお馴染みの崎陽軒のシウマイ弁当♪


腹ごしらえをした後はあっくんのインタビュー


録音時間は1時間50分にも及びました(^_^;)

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これで撮影は全て終了かと思ったんですが、数日後にYディレクターから「兄弟対局の動画を撮ってもらえませんか?」と依頼が


カメラマンは私でスマホで撮影したんですが、冬も蛍も途中で笑いだしたりして中々上手く撮れない(-_-;)


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何とか紹介VTRで使ってもらえて良かったです♪


とまぁこんな感じでレポートはおしまい


皆様ご視聴ありがとうございました(^o^)/


そしてYディレクター始め天才キッズのスタッフの皆様、大変お世話になりました&楽しいオセロ対決をありがとうございました


オセロ対決第3弾も是非期待しています!!!