いよいよやってきた関西の小学生オセラーにとっては大勝負の決戦の日、オセロ小学生グランプリ大阪予選


事前の情報から午前には最大の7枠と同数かそれを超える練習会や定例会参加組の選手がエントリーしている事は分かっていたんですが、参加者の名簿を見てみると…


昨年の代表
N島二段
F見初段
S石1級
I藤1級
I井2級
M口2級

その他の練習会や定例会参加組
O田1級
Y下2級
K口3級
O崎3級


ざっと見て名前を知っているだけでこれだけのメンバーがエントリー


会場に1番乗りで現れたのは優勝候補筆頭のOSG2017、第38期名人戦小学生の部共に3位のN島二段だったんですが、緑のオセロTシャツを着て現れた彼の背中には…



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あかん…これアカンやつや。゜(´Д`)゜。


決して天才肌タイプではない彼と初めて出逢ったのは、OSG予選に初参加した直後の3年前


予選を突破して、本選でも4勝を挙げたんですが、当時の茨城トップクラスの小学生オセラーにパーフェクト負けを喫した…というのが彼がオセロにのめり込むスタートでした


翌年はからずも当時の小学生の1日のレート上昇記録を樹立して早々に有段者になったものの、当初は実力が追い付いておらず苦労もして、OSG入賞では学年が上の同地区のライバルに先を越されもしました


強いライバル達と切磋琢磨しながら着々と力を積み上げてきた彼にオセロの神様が微笑んだのは去年…名人戦とOSGで連続3位と大爆発し、一気に全国区の小学生トップオセラーへの階段を駆け上がったN島くん


しかし今年の名人戦小学生の部では、力をつけてきた同じ関西の同学年のライバルに開幕から連敗…


ホンマに山あり谷ありで、その中でコツコツと努力を積み重ね、少しずつ力を蓄えてきた彼と、その御両親の最後のオセロ小学生グランプリに懸ける並々ならぬ思いにもずっと接して来ましたからね…


それだけにこのTシャツのバックプリントを見たときは心にグッと来たというか…語彙力がなくてその時の気持ちを的確に文章に出来ないのが悔しいんですが…なんせまぁとてつもなくカンドーしました。゚(゚´Д`゚)゜。



そんだけの実績があったら予選突破は楽勝やろ…と思うかもしれませんが、大本命ではあるものの決して楽な状況とは言えない…それほどまでに関西の小学生のレベルは上がってきています


N島二段の対抗となるのが同じ6年生、最初で最後の小学生グランプリ出場を目指すO田1級


背も高くて見た目小学生には見えないんですが、その棋力も大人顔負けで、昇段のチャンスにこそ恵まれないものの無差別大会で何度も勝ち越している実力者


この2強が頭1つ抜けてる感じではあるんですが、4年連続代表を狙うS石1級、昨年の本戦以来の大会出場というブランクが気になるものの、無差別有段者のF見初段、それから昨年小1で代表を勝ち取り、その後の成長著しいI藤1級などが2番手グループ


最近定例会や大会によく出ているY下2級、K口3級あたりも大きな差は無いですね~昨年の代表権獲得から1年間頑張ったI井2級らと共に上位に入れる可能性は十分に有る


昨年の予選覇者の1人M口2級は本戦以降大会に出ていませんが、1年間でどれほど力をつけているか…それは今年の初めから大会に出始めたO崎3級にも言えることなんですが、彼に関しては対局を見たこと自体がほとんどないので。。。


10回に1回の波乱が起きるのがOSG予選ですし、1つの大きなミスをした時にそれを咎めるだけの実力のある選手は揃っていて大激戦の予感…


更に、一緒にスタッフとして参加していたあっくん六段から厳しい情報が…


「拓さん…今エントリー78人で代表枠は5人だそうです」


5人!?


これだけの面子が揃ってるのに、たった…たったの5人???


マジか………(T_T)



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あっくん六段の挨拶の後、いよいよ激戦の大阪予選が幕を開けました!!


初戦から2戦あった有力候補同士の激突…昨年の代表同士の対戦となったM口2級 vs I藤1級戦はI藤くんが勝利。


そしてF見初段はK口3級に勝利したんですが…私はK口くんかなり強いと思っているので接戦になるんと思っていたんですが、対局はF見初段の完勝Σ( ̄ロ ̄|||)強い…


この2人に土がついた以外は初戦は全員が白星スタート


特に2強のO田1級はパーフェクト勝ち、N島二段も63石獲ったんで当たるのか…と思ったんですが、もう1人パーフェクトが居たみたいでいきなりの2強対決は回避


N島二段には、通称『小2トリオ』の1人、成長株のY下2級が挑戦する事となりました


2回戦はF見初段とS石1級という昨年の代表同士の2戦目の激突


私は初戦負けた方のテーブルに居たので最初はM口2級の対局を見ていたんですが、昨年練習会に参加してくれた事でやはり打ち筋は変わってしっかりとした手を打っていて、途中難しい局面にもなったんですが読み切って勝利


初戦が黒引き分け勝ちで1敗のトップと当たっていたI井2級の対局も見れて、こちらも最後連打を読み切って完勝!!


サブマリンの方が与しやすい相手と当たる可能性が高いのがOSG予選ですからこの辺もまだまだ分かりません


そしてやはり最後まで残っていたのはS石1級 vs F見初段とN島二段 vs Y下2級の2戦


先にN島 vs Y下戦を見に行ったんですが………これN島くんヤバくないか(゚ロ゚;)


今の高学年があっくんに引っ張られて強くなった様に、今の低学年はO西二段という規格外の存在に引っ張られて強くなっているって印象で、実際Y下くんもかなり強いんですが…それにしても。。。


これで勝ちきれたら凄いよな…と思って見ていたんですが、結果はN島二段の僅差勝ち


形勢がびっくり返ったのは最終盤だったそうです


もう一方の対局は…終始有利っぽく見えたS石1級が最後は完勝!!


S石くんが強いのは分かっていましたが、1回戦でF見初段の強さを目の当たりにしていただけに…レベル高い(-_-;)



昨年の予選で直接対決の勝敗以外は完勝で1-2フィニッシュだった有段者2人がこんだけ苦労するとは…やっぱり今年は半端ない!!


そして激戦を繰り広げる有力候補を尻目にスタートダッシュを決めたのはO田1級


2戦で獲得石数は………ひゃくにじゅうはちwwww


「これはやり過ぎやろ(笑)」って言ってたんですが、大きなアドバンテージを得て3回戦に向かう事となりました


3回戦はおそらく有力候補同士の対局は無かったと思うんですが、私が見ていたのは先程N島二段と接戦を演じたY下2級の対局


途中で自分の石が多くなった時に相手の子が「今は有利やな!」なんて言っていて(^^;)かなりの実力差があって実際相当有利だったんですが、終盤にミスがあっていろんなラインが通って種石が無くなってしまう状況に。。。


(マズい…これ多分まともに打たれたら負けるぞ…)


しっかりと時間を使って勝てる可能性のある手を打ったY下くん


その後相手のミスもあって互角に近い状況に…


最後数えたら33石あったんでホッとしたんですが…OSG予選はままあるんやよなこのパターン。。。


冷や汗をかいたものの何とか希望をつないだY下2級


他の有力候補の子ども達も1敗までに踏みとどまって、後半戦に駒を進める事となりました


……………黎明編につづく