オセロ甲子園の終わった後で、Twitterに『学校対抗と言えないのでは、、、、』という意見が届きました


この事については意見を述べる機会が欲しいと思っていたのでtwitterでも長文で返答させてもらったんですが、オセロ甲子園の記事を書くに当たっても書いておいた方がいいと思って、その内容を再編集&追記して書いていきます


『学校対抗オセロ選手権の大会名で都道府県対抗戦をやっちゃいけない』


『参加者が集まりにくいからという理由で出場枠を拡大したら、当初の目的を見失う』


オセロ甲子園の出場枠が再度拡大されたことに関しては様々な意見がある事は承知しています。そしてそれはもっともな意見だという事も感じています 


第1回は今回と同じルールで実施されて9校


第2回は学校縛りで8校


今回は1回目と同じルールで8校とまだまだ参加チームも少ない状況で、運営にも苦労がある事を開会前にも言われていました


『じゃあ全国都道府県対抗中高生オセロ選手権にしたら良いんじゃね?』という意見もあると思いますが、この大会のルールは、理想を言えば学校対抗で出来る方が絶対に盛り上がります (毎試合オーダー制の3人の団体戦はメンバー読み合いの要素も加わって本当に面白いです)


将来的な理想としては都道府県対抗よりは学校対抗が良いという事は参加してみての実感…都道府県対抗にしちゃうと学校でチームを組む努力はしなくなっちゃいますからね


私は近畿北陸ブロックでジュニアの育成もやっていて、中高生にも裾野を広げて行く努力もしているつもりでいますが、それが実を結んで行くにはまだまだ時間がかかると感じています


更に…オセロ甲子園に出場するにはとてつもなく高い高い壁が存在します


これはどういう事か…ウチの様に学校に2人有段者がいたとします


『それならあと一人オセロに興味を持つ子を探せば出場できるやろ』と思うかもしれませんが、それはちょっと違う


例えばあと一人オセロに興味を持つ子が見つかったとしましょう


関東圏なら『今度こういう大会があるから一緒に出てみよう!!』で話は終わります


しかし関東圏以外ではそうはいきません


何万円もする東京への往復の運賃、状況によっては宿泊費等の旅費が必要になります


当然中高生には簡単に出せる額ではありません


我々オセロの世界にいる者にとっては小中学生が大きな大会に遠征してくる風景は当たり前ですが、全く知らない保護者の方から『オセロの為に東京まで行くの??』なんて言われた経験はジュニアの保護者ならば一度はした事あると思います


残念ながらまだまだこれが一般的な認識


そういった方が突然子供がオセロ大会に出たいから東京に行きたいと言ったら、簡単にお金出しますかね(^^;)よほどの熱意、相当の熱量を持って説得しないと出しませんよね


中高生にとっては生半可なくハードルが高いんですよ。。。


関東圏以外からオセロ甲子園に仲間を見つけて出場するという事はそれだけ大変な事で、実際に都道府県でチームを組めるようになっても出場できていない子も沢山います


関西でいえばジュニア有段者スーパーリーグに参加してくれている中学生、N島五段は奈良、S藤二段が大阪、O田初段は滋賀とバラバラ


ここ数年は全国では随一と言えるほど小学生大会で実績を残している関西でこの状況ですからね。。。


オセロ甲子園が出来るまでは中学生以上の全国的な大会は名人戦しかなくて、もっと中高生にも活躍の場を作って裾野を広げていきたいという思いで連盟が立ち上げてくれたオセロ甲子園(これは直接某理事の方から聞きました)


この大会に関西のジュニアを引っ張ってきた冬と蛍がまずは出る事に意味があると第1回の時に私は考えました


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第1回でも2校の混合チームで3位入賞


第2回の時に学校対抗になった時にはいろいろな思いもあって時期尚早だという意見を言いました


テスト



今回は苦渋の決断だったのかも知れませんが、オセロ甲子園を存続させるために(これが一番大事)連盟も英断してくれたと個人的には思っています


第3回を迎えた今回でも、麻布オセロ部の参加が無ければ大会自体が成り立たないような状況なのが現実


そういった中で部内同士の対局が多くなるにも関わらず、毎回複数チームのエントリーをしてくれている麻布学園オセロ部の皆さんには、ジュニア育成担当をしている者として本当に感謝しています(つまらないから辞めるってなってしまっても責められない状況にある…と思います)


今回のエントリーにも、全く躊躇が無かったかと言えば嘘になります。。。最初に書いた様な批判があるのは、晃冬蛍の3人がチームを組んでくることも想定したものだと思いますから


だからこそ今回のこの3人の出場を意味のあるものにして行かなくてはならない


いつか本当に学校対抗で何十校も参加しての大会が行われる時が来る様に、種を撒いていく責任はあると考えています


今回の彼らの姿を見て、晃冬蛍の後に続きたいと思ってくれる子がいてくれること


中高生がオセロを楽しめる事が出来る場を増やす取り組みを継続すること


そこにつながる小学生の強化や楽しくオセロが強くなれる環境を作っていく事


そういった事を彼らやその後に続くジュニアの子ども達と共に続けていく事が、いずれはオセロ甲子園を盛り上げ、彼らを育ててくれたジュニアオセロ界への恩返しになると私は考えて、今大会へのエントリーを子ども達に薦めることを決断しました


決して『お?これであっくんとオセロ甲子園出れるやんウェ~イ』的な軽いノリでエントリーをしたんで無い事


どんな形になるかは分からないがオセロ甲子園は今後も続けていければと開会式で連盟の方からアナウンスがあった事


そして近畿ブロックのスタッフとしてそれをサポートして行き、今後もオセロ甲子園を盛り上げていきたい気持ちがある事は、記事を書く前にここに書き添えておきたいと思います



では…第3回全国学校対抗オセロ選手権~オセロ甲子園~怒涛の本編いよいよスタートです(^^)/